2008年10月11日

2008年えちご・くびき野100kmマラソン 1 [スタート]

<<承前>>


夜半に心をかきむしる音で目が覚めた。窓の向こうで大量の水がアスファルトに叩きつけられている。どうやら恐れていた大雨が降っているようなのだ。いささか陰鬱になりながらも、その音を聴きながら再び深い眠りについた。


2008年えちご・くびき野100kmマラソンに出ることになったのには、いくつかの理由がある。まずウルトラの走り方で私淑しているchamaさんが、最初にウルトラを走る時のお薦めの大会にこの大会を入れてくれたこと。2年に一回しか大会が開催されないので、今年を逃すと再来年にならないと参加のチャンスがないこと。そしていろんな噂を総合すると、とてもすばらしい大会だということだった。ビッグ・ネームの四万十川の抽選に申し込もうかと思っていた私は、二兎を追えない時期であることもあり、えちご・くびき野を選んだ。

申込み開始日がちょうど第24回佐鳴湖国際駅伝の日で、その日場所取りでムーンライトながら号に乗って5:00前に佐鳴湖に着いた私は、モバイルで2008年えちご・くびき野100kmマラソンにエントリー。どうやらナンバー・カードは先着順だったらしく、申込み日早朝にエントリーした私は僭越ながら1005番なぞというとても若い番号をいただいてしまった。

2:30に再び目が覚める。そろそろ用意をして会場までのシャトルバスに乗るにはいい時間だ。雨はそれこそ親の敵のようにざんざん降りだったが、不思議なことにこの頃から雨足が弱くなってきた。

天気予報を見ると午前中は雨雲マーク。午後からは雨が止んで曇りになるらしい。今回のえちご・くびき野100kmマラソンには途中に荷物を預けるトランジットとして、47.4kmの安塚区コミュニティプラザと78.6kmの吉川区総合事務所、そしてスタート地点と離れているゴールの頚城区希望館の3つがある。通常あっても1つのところが多いトランジットが、これだけあるのはとてもありがたい。

ただ天候、気温によってはそれらに入れる荷物も考慮しないといけない。これまでの経験から、気分をリフレッシュする意味でもトランジットではまめにウェアを取り替えることにして、後はタオルとビニール袋を用意。ランニング中に持参するものについては悩んだが、結局携帯電話を入れないぐらいで、いつもの通りにデジタル・カメラを入れてウェスト・バッグに。キャップ、ウェスト・バッグ、ウェアなどには念入りに防水スプレーをまぶす。

朝のお通じははかばかしくなかったが、前夜に買ったおにぎりとゆで卵を食べると、MNさんと一緒に宿を出る。MNさんは久々のウルトラと雨のせいか、著しくロー・テンションでむずがってる(苦笑)。

直江津駅前からシャトルバスでリージョンプラザに到着。続々とランナーが集まってきている。朝のひんやりとした空気が心を引き締めて緊張感を高めて行く。MNさんは、なんかまるでやる気ナッシングな顔をしていた(苦笑)。

トランジットの荷物を預け終わると、間もなく開会式。そしてゴール予想時間のプラカードの前に並ぶ。ここは迷わず13時間。

今回のこのえちご・くびき野100kmマラソンは、30kmあたりから山を5つ越して行くコースで、最高高低差344.7m。また制限時間も13時間半と微妙に短い。およそ8'00"/kmのイーブン・ペースで走れば完走できる計算だが、やはり5つの山はかなりのくせ者。ましてや上り坂が苦手な私にとっては鬼門である。正直、完走できる確率は50%ぐらいと踏んでいた。

そこで考えたのが、最初の30kmでペースを上げて貯金を作り、上り坂では極力歩く。というか、私の場合は走れないが(笑)。そして得意の下りでいくらか取り戻して行けば、完走も見えてくるのではないかと思った訳だ。また、坂を上る時に使う筋肉と走る時に使う筋肉は若干違うそうだから、上り坂で温存・回復を見込むこともできそうだ。

プラカードに従って外に出ると、またも小雨が降っている。天気予報を信じるならば、午前中はおそらくこんな調子の天気なのだろう。この様子だと雨は止みそうな気もしたので、asicsのポケット・レインウェアを着ずにウェスト・バッグに忍ばせたまま、MNさんと一緒にスタート地点へ。まだ薄暗い中にバルーン・ゲートがライトに照らされて、ぽっかりと浮かび上がっている。司会のおねえさんが超ハイ・テンションでスタート前の雰囲気を盛り上げて行く。

世も明けやらぬ5:30。1,000人を超すランナーが、小雨の中、一斉に100kmの旅に出発した。

echigo101.jpgechigo102.jpg


<<続く>>


posted by サンタパパ at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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